獲得候補に挙がっているディンウィディー[写真]=Getty Images

　7月22日（現地時間21日）。NBAインサイダーのマーク・スタイン記者が自身の会員制ウェブサイト“The Stein Line”を更新。そこで直近のFA（フリーエージェント）戦線について報じた。 　昨シーズンにウェスタン・カンファレンスを勝ち抜き、「NBAファイナル2024」へ進出したダラス・マーベリックスは、レギュラーシーズン開幕に向けてロスタースポットを1つ空けている。 　スタイン記者によると、マブスはその枠でベテランガードあるいはベテランのビッグマンをロスターへ加えようとしているという。 　その候補には元マブスで昨シーズンはブルックリン・ネッツでプレーしていたガードのデニス・スミスJr.、コンボガードのテイレン・ホートン・タッカーが挙がっていて、ベテランフォワードのマーキーフ・モリスとの再契約も選択肢にある。 　もっとも、筆頭候補として挙げていたのはスペンサー・ディンウィディー。2021－22シーズン途中のトレードでマブス入りし、翌2022－23シーズン途中のトレードまで在籍した31歳のガードは、196センチ97キロのサイズを持つキャリア10年を誇るベテラン。 　昨シーズンはネッツとロサンゼルス・レイカーズで計76試合に出場し、平均28.3分10.5得点2.7リバウンド4.7アシストを残している。 　マブスのバックコートにはルカ・ドンチッチとカイリー・アービングに加え、ダンテ・エクサム、ジェイデン・ハーディ、クエンティン・グライムズがいるものの、ディンウィディーが加わることになれば、このチームにサイズと経験をもたらすことができるだろう。