BMWジャパン、新型「M5」PHVで投入 4.4V8ターボ+モーターで727馬力 価格は1998万円
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン、長谷川正敏社長、東京都港区)は2日、高性能セダン「M5」を7年ぶりに全面改良して発売した。M5として初のプラグインハイブリッド車(PHV)となる。スペック(欧州仕様値)はモーターを合わせたシステム最高出力が535キロワット(727馬力)、最大トルクが1千ニュートンメートル。発進から時速100キロメートルまで、約3.5秒で到達する。モーターのみで約70キロメートル(欧州仕様)の走行が可能で、環境性能にも配慮した。納車開始は11月中旬以降の予定。 新型M5の詳細写真を見る パワートレインは排気量4.4リットルのV型8気筒ターボエンジンに、モーターを組み込んだ専用の8速自動変速機(AT)を組み合わせた。駆動用のリチウムイオン電池の容量は、22.1キロワット時。四輪駆動システムにより、路面に動力を効率的に伝達する。 価格は1998万円(消費税込み)。