M-1史上初連覇達成の令和ロマン、今後の出場は「M-1が盛り上がらなくなったら」
ラストイヤーまで8年「いつ出てくるんだろうという恐怖で怯えあがらせたい」
“漫才日本一”を決める「M-1グランプリ2024」の決勝が22日、東京・六本木のテレビ朝日スタジオで行われ、令和ロマンが優勝。前人未到の2連覇を成し遂げ、高比良くるまと松井ケムリが優勝者会見で喜びを語った。 【写真】『M-1』OPでまさかの人物からメッセージ「鳥肌がヤバかった」 昨年、初代王者の中川家以来、22年ぶりにトップバッターで優勝を果たした令和ロマンは、2連覇という偉業を成し遂げるべく、エントリー。今年もトップバッターでネタを披露すると、2位通過(850点)でファイナルステージへ。1位通過のバッテリィズ、4年連続の決勝進出となった真空ジェシカとの最終決戦を制し、2連覇を達成した。 くるまは会見場に登場するなり、「去年もやったなと思いました。まったく同じ景色。本当にうれしいもんですな!」と喜びのコメント。有言実行の連覇を成し遂げ「マジでもう誰も(連覇)しないんじゃないですか? めんどくさいから」と続けると、ケムリは「歴史に名を刻むのが好きなのでうれしいです」と安どの表情を見せた。 「今後のM-1出場は?」という質問にくるまは、「果たして、どうなんでしょうか?」と不敵な笑みを浮かべると、「来年出ないでラストイヤーまで8年あるので、いつ出てくるんだろうという恐怖で市民を怯えあがらせたい。M-1が盛り上がらなくなったらまた出るぞ」と予告。ケムリは「出たくないです」と即答したが、「くるまくんが出ると言ったら出ます」と明言した。 記念すべきM-1第20回大会には、史上最多となる1万330組がエントリー。決勝では、真空ジェシカ、トム・ブラウン、ヤーレンズ、エバース、ダイタク、令和ロマン、ママタルト、バッテリィズ、ジョックロック、敗者復活から上がったマユリカの10組が激突した。 今年は審査員が大幅に変更。松本人志も不在となり、石田明(NON STYLE)、海原ともこ(海原やすよ・ともこ)、柴田英嗣(アンタッチャブル)、哲夫(笑い飯)、博多大吉(博多華丸・大吉)、塙宣之(ナイツ)、山内健司(かまいたち)、礼二(中川家)、若林正恭(オードリー)の9人が務めていた。 ※高比良くるまの「高」の正式表記ははしごだか
ENCOUNT編集部