浦和レッズ・興梠慎三選手(宮崎市出身) 現役ラストマッチ 引退セレモニーで地元・宮崎、そして、高校時代の恩師へ感謝の気持ちを語る
今シーズン限りで現役を引退する宮崎市出身でサッカーJ1・浦和レッズの興梠慎三選手が、8日、ホームでラストマッチに臨みました。 8日、現役最後の日を迎えたサッカーJ1・浦和レッズ 興梠慎三選手、38歳。 現役選手では最多、歴代では2位となるJリーグ通算168ゴールを上げたレジェンドの引退に大勢のサポーターが集まりました。 ラストマッチはホーム、埼玉スタジアムで行われたアルビレックス新潟との最終節、興梠はキャプテンマークをつけて臨みました。 前半16分、味方にパスを出した興梠はゴール前に飛び出しますが、惜しくもシュートを打つことができません。 後半9分には、ボールの奪い合いから技ありのループパスでチャンスを作ります。 そして、後半18分。興梠は、キャプテンマークを仲間に託し、ピッチを後にしました。 相手チームも一緒になって花道を用意 興梠のラストマッチは0対0の引き分けで終わりました。 試合後に行われた引退セレモニーで興梠選手は・・・ (興梠慎三選手) 「いろいろな指導者に出会い、たくさんの仲間と出会い、本当にいろいろな人たちに支えてもらって、20年間、現役を送ることができました。本当に感謝しています。ありがとうございます」 スピーチの中で興梠は地元・宮崎への思い、そして、高校時代の恩師へ感謝の気持ちを語りました。 (興梠慎三選手) 「きょうは宮崎からたくさんこの埼玉スタジアムに足を運んでくれています。鵬翔高校の(元)監督である松﨑監督。あなたと出会って、こうしてプロサッカー選手になることができました。そして、サッカーの楽しさを教えていただきました。本当にありがとうございます」 宮崎が生んだ日本屈指のストライカー興梠慎三。20年間で見せてくれた数々の勇姿はこれからも多くの人たちの胸に残り続けます。 興梠選手、20年間、本当にお疲れ様でした。 【参考】 宮崎市出身の興梠慎三選手は、鵬翔高校を卒業後、鹿島アントラーズに入団。 また、2016年のリオオリンピック™では、オーバーエイジ枠で日本代表に選出。ナイジェリア戦での得点は、宮崎県出身選手としての「オリンピック初ゴール」 MRTテレビ「Check!」12月9日(月)放送分から
宮崎放送