「精神的レベルアップを」 センバツ21世紀枠県推薦、名西に表彰状 /徳島
来春の第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の「21世紀枠」県推薦校に選ばれた名西高(石井町)で26日、表彰式があり、井上直樹・毎日新聞徳島支局長から村上真央主将(2年)に表彰状が贈られた。 【真夏の熱闘】交流試合の写真特集はこちら 村上主将は「やってきたことが間違っていなかったと自信になった。秋季大会ではチャンスで一本出なかったので、精神的にレベルアップしたい」と意気込んだ。上田一彦監督は「センバツを目指し、緊張感の中で練習できる。選手には良い成長の機会となり、ありがたい」と話した。 名西選出は76回大会(2004年)前年の03年以来2回目。1984年創部で甲子園は未出場。1、2年生計17人と少人数で、グラウンドも他部との共用と練習場所が限られる中、今秋の県大会では24年ぶりに4強入りした。清掃やパトロールといった活動による地域貢献も評価された。 21世紀枠は12月11日に全国9地区で各1校に絞られ、来年1月29日に出場3校が選ばれる。【国本ようこ】