【MLB】DバックスがWカード争い2位タイをキープ ファート7回1失点で10勝目、球団タイの七者連続Kも
【ダイヤモンドバックス5-1ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド
日本時間9月20日、ダイヤモンドバックスは敵地アメリカンファミリー・フィールドでのブリュワーズ4連戦がスタート。その初戦は先発のブランドン・ファートが球団タイ記録の七者連続三振をマークするなど、7回2安打12奪三振1失点の快投を見せ、チームを勝利に導いた。好投したファートはメジャー2年目で初の2ケタ勝利となる10勝目(9敗)。ブリュワーズ先発のトバイアス・マイヤーズは5回途中4安打3失点(自責点1)で降板し、6敗目(8勝)を喫した。 【動画】Dバックスのケテル・マルテがタイムリーヒットを放つ ダイヤモンドバックスは先発のファートが好投を続けるなか、5回表に連続四球で無死1・2塁のチャンスを作り、コービン・キャロルの打球が三塁アンドリュー・モナステリオのミスを誘って1点を先制。続くケテル・マルテがタイムリー、一死後にクリスチャン・ウォーカーが犠飛を放ち、この回3点を先制した。4回から6回にかけて球団タイ記録の七者連続三振をマークしたファートは、7回裏にギャレット・ミッチェルの7号ソロで1点を失ったものの、7回2安打1失点の快投。8回表にペイビン・スミスがダメ押しの8号2ランを放ち、5対1で4連戦の初戦を制した。 ワイルドカード争いで首位のパドレスに2.5ゲーム差をつけられ、メッツに並ばれてしまったダイヤモンドバックスだが、強豪ブリュワーズとの4連戦の初戦を制し、メッツと並ぶ2位タイの座をキープ。試合がなかったパドレスとのゲーム差は2に縮まった。逆転での地区優勝は絶望的になっているが、パドレスを抜いてワイルドカード首位でプレーオフに進む可能性は十分に残っており、残り9試合で1つでも多く白星を重ねていきたいところだ。