戸越銀座に生花店「ボテロ」 知人の店を受け継ぎ、元スタッフが店長に
生花店「BOTERO florist(ボテロ フローリスト) 戸越銀座店」(品川区平塚2、TEL 03-6912-0099)が11月1日、戸越銀座商店街にオープンした。(品川経済新聞) 【写真】「BOTERO florist戸越銀座店」外観 「BOTERO florist荏原町店」(中延5)の2号店。約15年営業していた生花店「レアフラワーショップ」跡を全面改装した。店内は、荏原町店と同じ淡い黄色の壁と天井照明で花が鮮やかに見えるよう工夫し、中央の木製ディスプレーテーブルなど木を多用することで、ナチュラルな雰囲気に仕上げたという。店舗面積は12坪。 開店の経緯について、店主の平田祐一郎さんは「2店舗目の場所を探していたところ、知り合いだったレアフラワーショップ店主の冨野真美さんから物件を受け継ぐ話を頂き、冨野さんの下で働いていた近藤咲希さんに店長を務めてもらうことになった」と話す。 切り花を約50種類そろえ、1本(220円~)ずつ選んで購入できる。「荏原町店は鉢物やガーデニング用の苗物が主力だが、戸越銀座店は前店舗を受け継いだギフト用の切り花がメイン。咲き方が独特のバラや、色のバリエーションが豊富なカーネーションなども仕入れている」と近藤さん。 ミニブーケや観葉植物、花瓶なども販売する。造花と一部にプリザーブドフラワーを使った正月玄関飾り(2,860円)は手作りの一点物。同店はギフト需要にも対応し、事前注文を条件に卒業式用などの大量注文も受け付ける。 「仕入れに強いボテロのノウハウを生かし、新鮮で品質の良い花を販売している。長く飾ってもらえたら」と近藤さん。「今後は母の日限定アレンジなど、イベントに合わせた特別な商品も販売していきたい」と話す。 営業時間は10時30分~19時。
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