山奥の国道脇に“眼球のない遺体“ 発見から半年、身元分からず 死体遺棄事件か…警察公開捜査・情報提供呼びかけ 「人が倒れていてカラスがたかっている」と通報 腰に床ずれ・裸足・紙オムツ着用
今年5月、島根県益田市内の国道191号沿いののり面で発見された身元不明の男性の遺体。警察は死体遺棄事件の可能性が高いとみて公開捜査を行っていますが、未だ遺体の身元はわかっていません。 遺体発見から半年あまり、警察は11月14日、遺体発見現場付近でチラシを配布し、広く情報提供を呼びかけました。 【写真を見る】山奥の国道脇に“眼球のない遺体“ 発見から半年、身元分からず 死体遺棄事件か…警察公開捜査・情報提供呼びかけ 「人が倒れていてカラスがたかっている」と通報 腰に床ずれ・裸足・紙オムツ着用 発端は、今年5月2日の夕方。 「人が仰向けに倒れていてカラスがたかっている」 益田市美都町宇津川地内の国道191号沿いを車で通りかかった人から110番通報があり、身元不明の男性の遺体が発見されました。 現場は広島県との県境に近い場所で、民家などもない山奥。 遺体はワイヤーロープ外側ののり面で見つかりました。 カラスによるものなのか、遺体の眼球は左右両方ない状態だったということです。 警察は司法解剖や聞き込みなど捜査を進めてきましたが、遺体の身元は未だわからないまま。 発見場所や身体的特徴などから死体遺棄事件の可能性が高いとみて、警察は8月に公開捜査に踏み切り、頭蓋骨の形状から作成した復顔画像や似顔絵などを公開しました。 遺体は50代以上の男性で、身長168センチくらい、中肉、白髪交じりの短髪です。 また、復顔画像から、遺体の顔の眉間右側に「骨腫」と呼ばれる腫瘍があったこともわかっています。 服装は黒色長袖のTシャツに、紺色のスウェットズボンをはいていました。 しかし、このズボンは、腰回りが全て切り取られていて、足首から太ももまでしかない、いわゆるレッグカバーのような状態になっていました。 また、遺体はテープタイプの紙オムツをしていて、履物、所持品はありませんでした。 そして、遺体の右ひじ上には黒いあざのようなもの、腰と左下肢には床ずれのようなものがあるということです。 また、司法解剖の結果、死因や死亡時期の特定には至りませんでしたが、遺体が生前健康不良状態であったことがわかっています。 遺体発見から半年あまり。 警察は範囲を広げ聞き込み捜査などを行っていますが、未だ遺体の身元につながる情報などはないとのこと。 このため14日、遺体が発見された国道191号で、益田警察署員が広報活動を実施。 現場を通りかかる車をとめてチラシを配り、改めて事件に関する情報提供を呼びかけました。
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