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大阪市で4月、保育園などで園児たちを乗せるお散歩カーを使って、バラの植木鉢を盗む様子がカメラに捉えられた。お散歩カーの中には、“自転車”や他の植木なども入っていたという。 【画像】防犯カメラに捉えれらた“バラ・ドロボー”の窃盗の一部始終（合計7枚）

たばこに火をつけ…キョロキョロと警戒

大阪市浪速区で4月25日、「お散歩カー」を悪用した“バラ・ドロボー”がカメラに捉えられた。 午後7時半頃、住宅街に現れた男は、保育園などで園児たちを乗せる「お散歩カー」を押している。 交差点に差しかかった時、男の視線が住宅の壁沿いに置かれたバラの植木鉢に向かった。 そのまま通り過ぎるかと思いきや、突如足を止め、戻ってきた。男は、狙いを定めているのか、植木鉢をじっと見つめている。 たばこに火をつけ、キョロキョロと辺りを警戒。歩行者が通り過ぎた次の瞬間、バラの植木鉢をひとつ手に取り、カートに積み込んだのだ。 この直後、お散歩カーを押してダッシュで交差点を突っ切り、“バラ・ドロボー”は逃走した。 バラは、2019年に購入した思い入れのあるもので、見頃を迎えようとしていたという。 バラを盗まれた被害者は、「花も咲き始めたからみんなに見てもらえるよう下ろして。人から盗んでいって、花見て楽しいかなと思います」と話している。

「自転車とかも入ってた」お散歩カーに“盗品”か

さらに、防犯カメラの映像を見た被害者には、気になる事があったという。 バラを盗まれた被害者は、「普通、夜中に子どもの散歩用のカート押して歩かない。（カートの）中に自転車とか他の植木とかも入っていて」と話す。　 お散歩カーには、“自転車”なども積まれていたが、これらもどうしたのだろうか。 警察は、バラ・ドロボーについて窃盗事件として捜査している。 （「イット!」 5月16日放送より）