「スポーツブラ」をつける理由とは?選び方と正しいつけ方を解説
フィット女子でも意外とスポーツブラをせずに、運動しているという声を聞くことがある。でも、スポーツブラをすることで、胸の揺れによる動きづらさを軽減するだけではなく、バストの重みを支えているクーパー靱帯への負担を減らすことにもつながると言われている。 【写真】あなたの胸はどのタイプ? 7種類のバストの形と自分に合ったブラの選び方 今回は、ワコールでコンディショニングウェア「CW-X」のPR担当をしている、津久井 祐子さんにスポーツブラをつける理由と選び方、正しいつけ方について教えてもらった。
普通のブラとスポーツブラの違いは?
普段着用しているブラジャーは日常の動きを支えることと、バストを美しく見せるのが大きな目的で、胸を下から支えるような設計になっている。そのため、普通のブラジャーを着用して運動すると、バストが揺れてしまうことが多い。 一方でスポーツブラは胸の揺れを抑えることを目的に作られていて、全方向から胸を支える構造になっている。体を動かしやすいように伸縮性も持たせているので、体をしっかりと動かせるのが特徴だ。
運動をしているとき、スポーツブラをつけている人は何%?
約70%の人が、運動をするときにスポーツブラをしていないという、驚きの結果! 理由としては、「着替えるのが面倒」「激しく運動はしないので必要性を感じない」「何を選んでいいのかわからない」などの声があるそう。 ※ワコール社調べ
スポーツブラをつける理由とは?
① 揺れ対策 「写真のように、運動時のバストは上下に大きく揺れます。普段のブラジャーは立位姿勢でのバストを支える設計ため、運動時のバストの揺れには対応できません。また、バストには筋肉がなく鍛えることができないため、運動時のバストを揺れから守るには、外部からのサポートとしてスポーツブラが必要です」 ② 汗対策 「吸汗速乾素材や汗消臭機能素材のスポーツブラを使用することで、汗をかいたときのムレなどの不快感を軽減します」 ③ ズレ対策 「普段のブラジャーで運動すると、アンダー部分がズレて擦れてしまったり、ワイヤーが当たって痛くなったり、ストラップがズレて動きにくかったりなどの不具合が生じる可能性があります」 このように、バストのユレ、ブラのズレ、汗によるムレなどで不快に感じたり、運動に集中できない可能性がある。