酔客がひしめく国道20号、五つの酒蔵を「吞みあるき」 歩行者天国500メートルに日本酒の香りが漂う
長野県の諏訪市街地の甲州街道、国道20号沿いにある五つの酒蔵を巡るイベント「上諏訪街道まちあるき呑(の)みあるき」が5日開かれた。酒の香りや屋台の煙が漂う中、大勢の酔客が地酒を楽しんだ。 【写真】「諏訪五蔵」が「上諏訪街道まちあるき呑みあるき」への参加を呼びかける
舞姫酒造、麗人酒造、酒ぬのや本金酒造、伊東酒造、宮坂醸造の「諏訪五蔵」が並ぶ国道20号は、参加者の安全のため約500メートルにわたり歩行者天国にした。限定3千枚(1枚4千円)の参加チケットは事前に完売。参加者は特製の小さな升を手に、好みの味を探して酒蔵を巡った。時間がたつにつれ、足元がおぼつかなくなる人もおり、一帯は居酒屋のようなにぎやかさになった。
大町市から訪れた会社員の男性2人は、昨年に続いての参加。「諏訪の酒は澄んだうまさがあって良い」、「秋の料理に合わせて日本酒を選んでいます」と頬を赤くしてご満悦だった。