激戦州で郵便投票開始できず ケネディ氏の名前除外巡り 米大統領選
【ローリー(米南部ノースカロライナ州)時事】11月の米大統領選に向けて、激戦州の一つの南部ノースカロライナ州で6日に予定されていた不在者投票の用紙発送が停止された。 【ひと目でわかる】米大統領選の流れ 8月下旬に大統領選から撤退したロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)の名前を用紙から除外するよう裁判所が指示したのを受けた措置。 ノースカロライナ州は全米で最も早く郵便投票を受け付ける州として注目されていた。 ケネディ氏の名前の記載を巡っては、同氏側が名前の除外を求めて提訴していたが、期日に間に合わないとしていったんは却下されていた。州選管当局が今後、投票用紙をいつの時点で発送できるかは明らかではない。 米メディアによると、ケネディ氏は中西部のミシガン州やウィスコンシン州でも名前の記載を外すよう争っている。