MEGUMIの“美のレッスン”も開催木南晴夏が語る撮影秘話「アドリブも出演陣の肌変化も全部見てほしい」
出演陣の肌も物語の行方も、最後まで見逃せません
――この作品ならではの面白さや手ごたえを教えてください。 「ビリオン×スクール」のすごく好きなところは、緩急のバランスが利いているところです。職員室のシーンがコメディの部分を担っていて、濃いキャストさんたちのやり取りが一つのスパイスになっているなと思うんです。本筋の教室のシーンだと、加賀美と生徒たちとの絆みたいなものが、話数を重ねるごとにどんどん強くなっていっているんですよね。台本を読むたびに「今回もめっちゃいい話だ…」とじーんときています。その対比が魅力ですね。 はじめは「0組の生徒VS加賀美」という構図だったのが、加賀美が教師として成長していくにつれ、反抗していた生徒たちの加賀美を信じる気持ちがどんどん強くなっていくじゃないですか。今では一体感というかチーム感が出てきて、回を重ねるごとに味方になってくれる生徒が一人ずつ増えていく感じなので、後半にかけて、より「学園ドラマを撮ってるな」という感じになってきました。1話から考えるとすごい感慨深いというか、感動的なドラマだなと思って作っています。 ――ちなみに、職員室シーンで言えば、MEGUMIさんは『おいハンサム‼』から引き続きの共演ですよね。現場でお話されたりもしますか? 職員室のシーンのときは、基本的にはみんなMEGUMIさんの美容講座をみんなで受けています(笑)。開発された化粧品をいただいたり、各々の悩みについて「何をしたらいいですか?」と聞いていたり。MEGUMIさんの「美のレッスン」効果で最終話になる頃には、職員室のみんなはめちゃくちゃ肌が綺麗になっていると思います。ピカーン! って(笑)。 ――木南さんはじめ皆さん、もともとキレイですがさらに! いえいえ! 山田くんなんて、何もやらなくてもお肌がすごく綺麗なんですけど、それでもMEGUMIさんは「やってなくてそれなんだから、やったらすごいよ! ポテンシャルが高い! やればやるだけ伸びるから、ハマチになれる!」とのことでした(笑)。MEGUMI理論では“ハマチ肌”が理想らしいです。全職員ハマチ化計画が今、職員室では進んでいます。 ――山田さんも熱心な生徒になられているんですね。 なんか、「やろうかな」ってMEGUMIさんからおすすめされたものを買っていました(笑)。坂口さんも好きだし、意外と永野さんも気にされているから、永野さんもMEGUMIさんの化粧品を使っています(笑)。 ――現場の空気感が伝わる素敵なエピソードをたくさん、ありがとうございました! いよいよラストスパートに向けて、後半の注目ポイントもぜひ教えてください。 後半につれて、生徒が一人ずつ加賀美の仲間に入っていって、加賀美サイドがどんどん増えていくという展開になります。6~7話あたりで、スクールカーストというものもなし崩しになって、何となく「クラスを楽しもう」という空気になっていくんです。 その結果、いじめの主犯格だった東堂雪美(大原梓)や城島佑(奥野壮)が孤立していってしまう。そんな二人を救うために、加賀美と一花がどう動くかが見どころになってくると思います。最後までぜひご覧ください!
赤山恭子