夢は大きく『アメリカズ・ゴット・タレント』出演

「仕事と両立していることに、僕たちの価値がある」

毎日、満員電車に揺られて出社。社会をまわす歯車としてあくせく働くけど、いつでも替えがきく。そんな状況下にいても、「目標に向かって全力で突っ走れば、叶わない、なんてことはない」。 神原「現役サラリーマンであり、チアに救われた僕たちだからこそ、同じような悩みを持つ人の背中を押せると思っています」 赤井「チアリーディングには、『応援』、『競技』、『エンタメ』の３つの側面がありますが、僕たちが目指しているのは、『応援』と『エンタメ』を融合させたチームです。一般的なチアのチームではなく、もっと広い意味を持つパフォーマンスチームです」 そんなチアリーマンズの今一番の課題は「表現力」なのだそう。メンバー全員、大学時代の土台があるため演技の心配はないが、「その他のパフォーマンスに不安がある」と苦笑する。 神原「今後は、パルクール的な動きも取り入れたいと思っていますし、僕個人としては苦手なダンスレッスンに通うことを考えています（笑）。そうやって個人が努力して、ひとつずつ弱点をなくしていけば、日本を代表するパフォーマンスチームに絶対なれると思うので」 赤井「それを実現した証として、来年の『アメリカズ・ゴット・タレント』に出演することを目指しています。でも、その前に、今年の年末の紅白に出たいですね（笑）。メンバー全員サンボマスターさんが大好きなので、いつかコラボするのも夢です！」 神原「その前に、６月の単独公演を見に来ていただきたいですね。やっぱり生で見る方が、迫力や空気感とか届けられる想いとか、メディアやSNSで見るのと全然違うので。ぜひ、僕たちだからこそできるチアリーディングパフォーマンスを体感してみてください」 取材・文：安倍川モチ子 WEBを中心にフリーライターとして活動。また、書籍や企業PR誌の制作にも携わっている。専門分野は持たずに、歴史・お笑い・健康・美容・旅行・グルメ・介護など、興味のそそられるものを幅広く手掛ける。