SNS型投資詐欺、高額振り込みを未然に防ぐ 福島県警石川署が平田村蓬田郵便局に感謝状
福島県警石川署は10日、交流サイト(SNS)型投資詐欺の被害を防止したとして、平田村の蓬田郵便局に感謝状を贈った。 同署などによると8月27日午後2時ごろ、男性が郵便局に訪れた。50万円以上の高額振り込みをしようとしたため、局員の吉成悠人さん(21)が入金目的を確認した。男性は「大金を稼げる方法を教えてくれるサイトの受講料を振り込む」と話した。不審に思った吉成さんが宗像渉局長(54)に報告。同署に通報し、被害を未然に防いだ。 贈呈式は同署で行われ、門馬英光署長が宗像局長と吉成さんに感謝状を手渡した。宗像局長は「お客さまの大事な財産を守ることができた。身近な金融機関として地域貢献していきたい」、吉成さんは「研修などでさまざまな詐欺のケースを学んだ。未然に防げて良かった」と語った。 (県南版)