「現代野球で最も重要な品のひとつ」大谷翔平の“50ー50”記念球、現地27日に入札開始! 「唯一無二で記念品コレクションの頂点に君臨する逸品」と米大手オークション会社自負
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が“50(本塁打)ー50(盗塁)”を達成した際のホームランボールが、米大手オークション会社『Goldin』に出品された。 【動画】厳重に保管されている大谷の50号記念球をチェック! 大谷は現地9月19日に行なわれたマイアミ・マーリンズ戦で歴史的偉業を達成した。初回に三盗を成功させて50盗塁を記録すると、2回には51個目の盗塁を決めて数字を更新。そして6回に49号アーチを放つと、7回に50号本塁打を記録してMLB史上初となる“50ー50”を成し遂げた。 さらに9回にも3打席連続となる51号本塁打を放った大谷は、記録を一気に“51ー51”に伸ばしている。 前人未踏の大記録となった50号本塁打の記念球は、スタンドにいた男性が手にした。ドジャースが男性に対して30万ドル(約4300万円)で記念球の譲渡を提案したものの、交渉は決裂。米メディア『ESPN』によると男性は翌日、米大手オークション会社『Goldin』に連絡を取ったという。 英放送局「BBC」によると、『Goldin』の創業者ケン・ゴールディンCEOは、「これまでで最も簡単な委託取引だった」と語った。出品者の男性は匿名を希望しており、代わりにゴールディンCEOが自社の公式YouTubeに登場して、「これが、みんなが話題にしているボールです」とケースに収まった大谷の50号記念球の実物を紹介した後、金庫に収める瞬間も公開した。 同社のオークションサイトでは、“50ー50”記念球について、「現代野球の記念品の中でも最も重要な品のひとつを、誇りを持って発表します。日本のスーパースター、ショウヘイ・オオタニが“50ー50”を達成した際のボールです」と説明している。 「オオタニを称する最高の形容詞はほとんど残っていない。もはやひとりの野球選手ではなく、文化的なアイコンだ。この偉業は、オオタニの圧倒的な強さを証明するだけでなく、国際舞台における彼の比類ない名声の証でもある。実際、オオタニの偉業は本人だけのものではない。国や大陸、時間帯や言語を越えて広がっている」 「オオタニが野球の歴史に華々しく登場したことは、驚異的であると同時に不可解なことでもある。その輝かしい軌跡は、野球界の不滅のスターたちさえも魅了する。そして彼らが星空から見下ろしているなか、大谷がどんな新しい未知の領域に到達できるのかと想像する。この野球ボールは、まさに唯一無二の逸品であり、試合で使用された記念品コレクションの頂点に立つ逸品です」 入札は米東部時間27日正午に、50万ドル(約7200万円)からスタート。オークション期間の残り1週間(10月9日22時=東部標準時)まで、450万ドル(約6億5000万円)の即決価格オプションが有効となる。それより前に300万ドル(約4億3300万円)以上の入札があった場合は、即決オプションが無効になるという。 はたして大谷の“50ー50”記念球に、どれほどの価値がつくのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部
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