「遊びたいけど遊べない」子どもたち 「遊ばせたいけど遊ばせられない」親たち 願いを叶えた遊具
■楽しかった!親も子どもも笑顔 参加した子ども 「楽しかった」 RKB 山内耕介ディレクター Q 乗り物好きですか? 参加した子ども 「うん」 RKB 山内耕介ディレクター Q 結構足に力入っていましたね 保護者 「ほとんど動かないんですけど、(遊ぶことで)柔らかくなるのでいいなと思います」 ■作業療法士や理学療法士がボランティアで イベントスタッフは九州各地の施設で働く作業療法士や理学療法士。ボランティアで駆け付けました。 手厚いサポートを受け子どもたちは様々な遊びに挑戦します。 RKB 山内耕介ディレクター Q 新しい体験をさせることは大事ですか? 保護者 「大事です。一部脳が壊死してるので、新しい体験って私たちもそうですけどワクワクするっていうのが脳の刺激にはすごくいいから」 ■イベントを楽しみにしていた家族 このイベントを楽しみにしていた家族がいます。 小郡市の貢 綾汰さん(13)。小郡特別支援学校中学部の1年生です。 綾汰さんの弟 貢 爽士さん(10) 「鼻水がたまるので吸引しています」 綾汰さんは生まれつき脳に水が溜まり脳を圧迫する水頭症で、手足を自由に動かすことや1人で座ることができません。意思の疎通も十分にはできないといいます。 母・貢 美子さん 「楽しければ笑いますね。興味がなければ全然ふっとしてます。わかりやすいです」 ■成長とともに親ができることも限られて お出かけと、体を動かすことが大好きだという綾汰さん。 この日は家族で近くの公園へ 父・貢 正晃さん 「楽しいね、もっと揺らそうか。ブランコとか毛布で揺らす遊びとかジェットコースターなんかも乗ったことあるんですよ。」 しかし成長とともに、親がサポート出来ることも限られてきました。 父・貢 正晃さん 「昔より重たいですね。昔は縦抱きができたんですよ。横にだっこしないとブランコできませんもんね」 母・貢 美子さん 「滑り台も小さい頃は抱っこできてたんですけど、足とかが引っ掛かりそうなので、公園で遊ぶのは難しくなったなと思います。」
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