『ドラゴンボールDAIMA』ラスボスは誰!?張り巡らされた“伏線”に考察が白熱「タマガミ3体が合体して…」
毎週金曜日にフジテレビ系にて放送中のアニメ『ドラゴンボールDAIMA』をめぐり、エピソードが進むにつれ本作の考察がファンの間で盛り上がっている。いったい誰が“ラスボス”になるのか、そして、“世界線”の設定はどうなっているのか……。 【関連】明日の最新話の前に代10話をカットでおさらい ※以下、アニメ『ドラゴンボールDAIMA』の第10話までに関する内容を含みます。予めご了承ください。 原作者の鳥山明氏がキャラクターデザインやストーリーなどに大きくかかわっている『DAIMA』。これまでの話では、原作コミックのラスボス・魔人ブウの誕生にまつわる裏話なども明らかとなった。 魔人ブウを造ったのは、原作では魔道士ビビディとされていたが、のちに鳥山はファンブックの中で、ビビディは魔人ブウを長い休眠から呼び起こす方法を知っているだけで、造ったのはまた別の人物であることが示唆されていた。 そして今回、DAIMAでは、魔人ブウを造った張本人である大魔女マーバが登場。マーバは第9話でアリンスに依頼され、魔人ブウと栽培マンを掛け合わせた新たなる魔人、“魔人クウ”を生み出した。 最近のドラゴンボールの新作では、フリーザやセルなど、かつての章ごとのラスボスが姿を変えてまた立ちはだかるケースが続いているため、今回はこの魔人クウが『DAIMA』のラスボスになるかと思われた。 しかし、12月10日に放送された第10話で、魔人クウはドラゴンボールを守るタマガミ・ナンバー・ワンにあっけなく敗北。これによって、視聴者の予測する“ラスボスレース”から一気に後退してしまったのだ。 現在、ラスボスとして有力なのは、1話から登場している騒動の中心人物であるキング・ゴマーだが、ほかにも、怪しいナメック星人・ネバ、ゴマーの腹心であるデゲス、暗躍するアリンス、魔界の王・ダーブラや、その父・アーブラなどがいる。
予想しがいがあるこの先の展開は…
さらにこの先の予測として、ゴマーらが“くっつき虫”を使って合体する、“魔のサードアイ”を手に入れてパワーアップする、魔人クウが魔人ブウのように“吸収能力”をつかって強化する、マーバがもう一度、魔人クウ以上の魔人を造り出す……などなど、作中で張られている伏線だけを見ても、多くの可能性が考えられる。 ネット上では「ダイマのラスボスほんと予想出来ん」「タマガミ3体がくっつき虫で合体したのをクウが吸収してラスボスなりそう」「魔人クウは出来損ない? そうすっとラスボス的な人は誰になるのかな? ネバ怪しさ満点だなー!」といった声があがっている。 また、『ドラゴンボールDAIMA』は『ドラゴンボール超』と世界線が違うストーリーだと思われてきたが、10話にして、『ドラゴンボール超』でのみ登場した別宇宙の界王神なども登場してきたため、ここのつながりが設定的にどうなっているのかも、大きな注目ポイントとなってきた。 ドラゴンボールの世界をさらに広げている『DAIMA』。ファンにはぜひ、最後まで見届けてほしい。 ©バード・スタジオ/集英社・東映アニメーション
神山勝丸