佐々木禎子さんの命日 母校の幟町中学校で平和学習 大きな折り鶴を慰霊碑に捧げる
広島ニュースTSS
原爆の子の像のモデルとなった佐々木禎子さんの命日となる25日、禎子さんの母校では平和学習が行われました。 広島市立幟町中学校で開かれた集会には、全校生徒およそ270人が参加しました。 佐々木禎子さんは2歳の時に被爆し、10年後、白血病で亡くなりました。 禎子さんが通っていた幟町中学校では、命日に合わせて毎年集会が開かれています。 平和委員会の松藤凜委員長は、戦争や原爆について学び平和を考える機会にしたいと呼びかけました。 生徒たちは、戦争の犠牲者に黙とうを捧げた後、これまでの平和学習の成果をスライドを使って発表し、被爆の実相を次の世代に伝えていく大切さを訴えました。 最後に生徒たちは平和への思いを込めて、大きな紙の折り鶴を校内の慰霊碑に飾りました。
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