「オープン戦、オリックス３－０阪神」（２２日、京セラドーム大阪） 自身初の大役へ向け、オリックス・宮城が万全の態勢だ。２９日・ソフトバンク戦（京セラ）での開幕投手が決定的な宮城が６回６安打無失点、７奪三振。最速は１５３キロをマークした。キャンプ中の実戦も含め計５試合で１６イニング連続無失点。鷹狩りへ死角は見当たらない。 自然体で雪辱を果たした。昨年の日本シリーズ第７戦で決勝３ランを許したノイジーには、３打席連続空振り三振に。「去年は去年の話なので。自分は全力でいきました」。投球全体については「ほとんどの打者に対して、ゾーンで勝負できた」と手応えを明かした。 中嶋監督は「ちょっと５、６回でもたつく感じはありますよね」と課題にも言及しつつ、「それなりの投球はしていますよね」と評価。開幕投手の明言はしなかったが、順調な調整ぶりにうなずいた。若きエースが、開幕の真っさらなマウンドに上がる日はもうすぐだ。
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