【ノーベル賞候補】豊田工業大学・榊裕之 名誉学長 半導体ナノエレクトロニクスの第一人者
8日に発表が予定されている今年のノーベル物理学賞。その候補として、愛知県名古屋市出身で豊田工業大学の名誉学長の榊裕之(さかき・ひろゆき)さんの名前が挙がっています。 榊裕之さんは愛知県名古屋市出身の80歳。 東京大学の生産技術研究所や豊田工業大学の名誉学長を務めています。 電子の動きを1次元の直線上に閉じ込めた「量子細線」など素子応用コンセプトを1975年に世界に先駆けて提唱し、その後の量子構造研究で先導的役割を果たしました。 この研究成果は半導体レーザーや発光ダイオードの開発など多くの分野に活用されています。