トッテナムが興味

去就が注目されるエゼ photo/Getty Images

日本代表の鎌田大地をラツィオから獲得したクリスタル・パレスはこれまでチームの中心を担ってきた2人の選手が今夏揃って退団する可能性がある。 オリヴァー・グラスナー監督就任以降、連勝を重ね一時は降格圏付近まで順位を落としていたパレスは最終的に23-24シーズン、10位でフィニッシュ。グラスナー政権のパレスの来シーズンに期待する声も多い。 そんなパレスで今夏ビッグクラブへの移籍が噂されていたのがマイケル・オリーセとエベレチ・エゼだ。パレスの攻撃の要である2人はチームのエース的な役割を担ってきた。そんななか、オリーセは5200万ポンド（約104億円）と言われる移籍金でバイエルンへの移籍が決まり、今夏にチームを離れることとなった。 そうなると気になるのはもう1人のエースであるエゼの去就だ。様々なクラブが同選手に興味を示している中、トッテナムが熱心に注目していると考えられている。しかし英『Football Insider』によると、パレスはエゼを今夏引き留めるために水面下であらゆる手を尽くしているという。さらに同選手へのオファーは拒否する決意をしているとも同メディアは伝えている。 主力選手を同時に失うことを避けなければならないパレスはエゼと同じイングランド代表のマーク・グエーイも残留させるために全力を注ぐつもりとのこと。同選手は現在開催中のEUROでさらに評価を上げており、レアル・マドリードが注目していると噂されている。 オリーセの退団はすでに決まってしまったパレスだが、ここからは新戦力の補強だけではなく、主力選手の流出阻止にも動かなければならない。今夏のステップアップが噂されるエゼやグエーイの去就に注目だ。