トッティと比較されるほど優れたザニオーロ

キックの精度の高さが魅力　photo/Getty Images

イタリア代表経験のあるニコロ・ザニオーロが、ガラタサライからアタランタに移籍間近と『Football Italia』が報じた。 ザニオーロといえば、19歳でセリエAよりも先にチャンピオンズリーグデビューを果たした才能豊かな攻撃的MF。そのデビューとなったレアル・マドリード戦では先発出場を果たすほど期待され、見事その18-19シーズンは、セリエAの最優秀若手選手に選出された。 その後は大ケガに見舞われ、長期離脱を二度ほど経験しながらも、S.P.A.L.戦で自陣からドリブル突破しDF5人を抜く華麗なゴールを決めたり、21-22シーズンのヨーロッパカンファレンスリーグ決勝のフェイエノールト戦では決勝ゴールを奪ってチームの優勝に貢献したり、才能を発揮し続けてきた。 しかし今シーズンはプレミアリーグのアストン・ヴィラへローン移籍していたが、好調だったチームの中でレギュラーを獲得することができず、完全移籍を実現することはできなかった。世界最高とされているプレミアリーグで挫折を味わい、先日足の故障で代表を辞退し、うまくいかないシーズンとなってしまったが、まだ25歳の彼は成長の余地があり、トップレベルでの活躍は十分可能だろう。 報道ではフィオレンティーナもザニオーロに興味を示しているというが、最有力候補はアタランタだという。 来シーズンはセリエAの舞台に復帰するかどうかまだ未定だが、再び彼が輝きを取り戻し、ピッチで躍動する姿を見たい。