森川葵、吉住と芝居で“疑似喧嘩” 共演・臼田あさ美「演技と知ってても笑っちゃう」
――3人の関係性について教えてください。 <臼田> 一緒に作品を作ることに対して一生懸命で、役割も違うし、世代も違うけど、一緒に熱くなれる仲間みたいな感じですね。それをリハーサル中から自然に感じました。 <森川> 同じものを作るため、普通のお友達だったらここまで突っ込んでいかないようなところまで、突っ込んでいくこともありましたね。確かに年齢は違うけれど、逆に今回の作品をきっかけにプライベートでも仲良くなりそうだなという印象を抱きましたね。すてきな関係性になれたなと思います。 <吉住> 佳代は売れない脚本家でテレビ局の方々(美知留、昭子たち)がいて、最初は自分が部外者だと感じるような役でした。それが段々と物作りに真剣になればなるほど、どんどん内側に入っていくし、そうやって踏み越えちゃいけない線を超えていくし、ちょっとエグいなと思うくらい踏み込む瞬間もある。それくらいみんなが本気だから良いものを作れるんだなと。ピン芸人だとわからない部分で私はそういうの逃げてきたので(笑)。改めて芸人としても大事なものとして持ち帰りたいと思います。 ――本作の見どころを教えてください。 <吉住>3人の言葉に共感する部分もあると思いますし、最後はスカッとするので楽しんでご覧いただきたいです。 <臼田>ドラマ作りの裏側をちょっとのぞき見したような気分が味わえるので、そこも楽しんでください。 <森川>3人の会話劇を中心にいろんな人生ドラマが織り込まれているので、見れば見るほど面白くなっていくと思います。視聴者の皆さんがどのように感じたかすごく気になる作品なので、たくさんの方にご覧いただきたいです。