【パドレス4－2ドジャース】＠ドジャー・スタジアム

エンタイトル二塁打を放ったドジャース・大谷翔平（MLB Advanced Media）

　日本時間9月25日、首位ドジャースと3ゲーム差の2位パドレスが、敵地ドジャー・スタジアムに乗り込んでの3連戦がスタート。初戦はドジャース先発のランドン・ナックが崩れ、パドレスが勝利した。パドレスは今日の勝利で球団史上8回目のプレーオフ進出が決定。ドジャースとパドレスは残り直接対決2試合を残して2ゲーム差に縮まっている。ドジャースの大谷翔平は3打数1安打1四球で、先制のホームを踏んだ。 【動画】ドジャース・大谷翔平の二塁打 　初回、ドジャースは1番大谷翔平がエンタイトル二塁打で出塁し、続く打者のショートゴロが悪送球エラーとなり、1点を先制する。しかし、直後の2回、パドレスは7番ジェイク・クロネンワースが17号2ランを放って逆転。4回には初回にタイムリーエラーを犯した6番ザンダー・ボガーツ、さらに再びクロネンワースがタイムリーを放ち、一気に4対1と突き放した。パドレスは先発のマイケル・キングが再三のピンチを凌いで5回自責点ゼロの好投を見せると、自慢のブルペン陣に継投。最終回は直近7試合で防御率9.00の守護神ロベルト・スアレスが1点を失ったものの、無死1・2塁からトリプルプレイが飛び出した。1人回れば大谷翔平という状況から、奇跡的なトリプルプレイで難を逃れたパドレスが4対2で逃げ切った。 　今日の敗戦によって、ドジャースはパドレスとのゲーム差がわずか2に。ルール上、ドジャースとパドレスが同率でフィニッシュした場合、直接対決で勝ち越しているパドレスが上の順位に立つことになる。ドジャースにとって明日、明後日のパドレス戦は負けられない。明日は現状のドジャース先発投手陣で最も信頼できるジャック・フラハティ、明後日はウォーカー・ビューラーが先発予定。パドレスも好調のエース格、ディラン・シースとジョー・マスグローブを先発に立てると見られている。 　大谷翔平は定位置の「1番・DH」でスタメン出場。第1打席はライトへの二塁打を放って先制のホームを踏み、第2打席は二死1・2塁のチャンスで四球、第3打席ではレフト前に落ちるかという小フライを好プレーに阻まれてレフトフライ、第4打席はパドレスの切り札タナー・スコットの前に空振り三振に終わった。大谷の今季成績は打率.301、OPS1.024、53本塁打、123打点、129得点、55盗塁となっている。