新成人祝い「えのすい」年間パス3千人分 藤沢市の式典参加者へ 震災やコロナ禍影響の世代「思い出残るつどいに」
新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市片瀬海岸)は25日、来年1月13日に開催される同市の「はたちのつどい」の参加者約3千人分の年間パスポートの目録を同つどい実行委員会などに贈呈した。 【動画】湘南の夜空に1800発! ふじさわ江の島花火大会 市によると、来年のつどいの対象者は4375人(11月1日時点)。市民会館(同市鵠沼東)で開かれ、毎年2500人程度が式典に参加しているという。 市役所で同水族館の堀一久社長から目録を受け取った実行委員長で東海大2年の岡田悠哉さんは「温かい気持ちに感謝する。一人でも多くの人が水族館に行くきっかけにしたい」と話し、堀社長は「水族館も皆さんと同じ20歳。少しでもお祝いになれば」と述べた。 年間パスポートは、つどいに参加すると渡される引換券と、身分証明書などを同水族館に持参すると発行される。委員で東洋大2年の桜井伶王(れお)さんは「東日本大震災やコロナ禍の影響を受けた世代。思い出に残るつどいにしたい」と参加を呼びかけている。
神奈川新聞社