中国自動車市場、1~9月の販売がマイナス成長 前年同期比2.4%減、輸出の好調と明暗分かれる
■輸出の主力はエンジン車 国内市場とは対照的に、中国メーカーの海外事業は依然としてエンジン車が主力だ。中国汽車工業協会のデータによれば、1月から9月までのエンジン車の輸出台数は338万4000台と前年同期比32%増加。輸出先の上位3カ国はロシア、メキシコ、アラブ首長国連邦となっている。 一方、同じ期間のEV・PHVの輸出台数は92万8000台、前年同期比の伸び率は12.5%にとどまった。これはヨーロッパ市場などでEVの需要が縮小に転じた影響が大きい。
EVとPHVを分けて見ると、1月から9月までのEVの輸出台数は73万1000台と前年同期比3.8%減少した。これに対し、PHVの輸出台数は19万8000台と絶対数ではEVの3割未満だが、前年同期比では約3倍に急増した。 (財新記者:余聡) ※原文の配信は10月12日
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