キャリア最初の8年間を過ごした古巣のコーチになったケンバ[写真]=Getty Images

　7月4日（現地時間3日、日付は以下同）。シャーロット・ホーネッツは、2024－25シーズンのコーチングスタッフを発表した。今シーズンから、ホーネッツはスティーブ・クリフォードに代わり、チャールズ・リー新HC（ヘッドコーチ）がチームを率いていく。 　この日発表されたコーチ陣には、球団を代表するレジェンドも名を連ねた。3日に現役引退を表明したばかりのケンバ・ウォーカーが、選手強化コーチとして古巣復帰となった。 　コネチカット大学出身のポイントガードは、2011年のドラフト1巡目9位でシャーロット・ボブキャッツ（現ホーネッツ）から指名され、NBAキャリア最初の8シーズンをホーネッツでプレー。 　レギュラーシーズン通算605試合でキャリア平均19.8得点3.8リバウンド5.5アシスト1.3スティールを残し、オールスターに3度選ばれた男は、通算1万2009得点や出場2万607分、フィールドゴール成功4164本、3ポイントシュート成功1283本など複数の部門で球団最多記録を保持している。 　昨シーズンのホーネッツは、イースタン・カンファレンス13位の21勝61敗に終わり、現在8シーズン連続でプレーオフから遠ざかっている。リー新HCの下、ラメロ・ボールやブランドン・ミラー、グラント・ウィリアムズらを中心とした布陣で新たなシーズンへ臨む。