大阪大の入学試験で「試験監督が談笑」受験生ら訴え…抗議の受験生「阪大入試は一発勝負…みんな緊張しているのに許せない」大学側「笑うことはなかった」再試験行わない方針
大阪大学で25日に行われた入学試験で、「試験監督が談笑していた」と複数の受験生が訴えています。 【画像を見る】試験が行われたキャンパスの様子は? 阪大などによりますと、25日に行われた法学部の入学試験で、「国語」の試験の際に、開始直後に解答用紙を破損したなどと受験生から質問があり、試験監督を務めていた法学部の教授らが会場内で対応を協議していたということです。 その際、笑い声や「ばかばかしい」という声が聞こえたとして、受験生1人が試験中に抗議し、試験後にも10人ほどの受験生が「うるさかった」「耳をふさぎながら試験を受けざるを得なかった」などと試験監督に抗議したということです。 阪大は「業務上必要な会話であり声の大きさは試験に影響を及ぼすものではなく、笑うことはなかった」として、再試験は行わない方針です。 一方、大学に抗議した受験生の1人はMBSの取材に、「阪大の入試は一発勝負なので受験生みんな緊張しているのに、試験監督の会話に気が散り許せない」と話しています。