米軍機の騒音増加 沖縄県が改善策を要請
沖縄テレビ
県は18アメリカ軍基地から派生する騒音を軽減するよう沖縄防衛局などに要請しました。 嘉手納基地周辺では、特に夜間・早朝の騒音発生回数が増加傾向にあり前年度最多だった嘉手納町屋良の測定地点は月平均133.9回から166.2回と大幅に増加しています。 また普天間基地周辺では去年4月、聴覚機能に異常をきたすとされる120.6デシベルが観測されたほか夜間・早朝の騒音発生回数が月平均51.3回などとなっています。 こうした状況を改善するためきょう照屋副知事が沖縄防衛局やアメリカ総領事館を訪れ実効性のある取り組みを強化するよう要請しました。 ▽照屋副知事: 「(住民は)静かで穏やかな生活れが一番望まれているわけでありますのでそれをしっかり(県の立場としては)真摯に率直にその旨を申し上げ続けていかないといけないと思っている」 要請に対しアメリカ総領事館のサミュエル・イ政治経済部長は「懸念事項を真摯に受け止めたい」と述べたということです。
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