人気急上昇!? J2観客数アップ率ランキング3位。J3脱却で人気再燃!? クラブ記録あるぞ、四国クラブ
明治安田J2リーグは後半戦に突入し、横浜FCが首位に立っている。好調でファンの期が高まっているクラブがあれば、盛り上がりに欠けるクラブもある中で、今回はJ2リーグ全20クラブの今季の1試合平均のホーム観客動員数を集計し、昨季からの上昇率をランキング形式で順位ごとに紹介する。(データは第25節終了時点)
3位:愛媛FC 本拠地:ニンジニアスタジアム 収容可能人数:2万919人 2023シーズン1試合平均:3674人 2024シーズン1試合平均:4370人 前年比:118.94% ニンジニアスタジアムを本拠地とする愛媛FCは、今シーズンの1試合平均観客数が4370人だ。J3リーグで過ごした2023シーズンは1試合平均3674人の観客数で、前年比118.94%となっている。 愛媛は、開幕戦のブラウブリッツ秋田戦で5193人がスタジアムを訪れて上々のスタートを切った。その後は地理的に近いクラブとの対戦で多くの観客を集めており、第9節のファジアーノ岡山戦で5313人、第25節の徳島ヴォルティスとの四国ダービーでは9039人の観客が入っている。そのほかでは、第20節の清水エスパルス戦も8107人と、たくさんの観客がニンジニアスタジアムに訪れた。 J3リーグからの昇格組であることを考えると、ある程度の観客数増加は予想できたことだ。その上で現在目標となりそうなのが、2010シーズンの1試合平均4386人という数字だろう。愛媛にとって過去最多の観客を動員したシーズンであり、現在はそれに届くかもしれないという状況である。 2010シーズンはJ2リーグで11位だった愛媛は、現在10位に位置している。ピッチでの成績でも観客数でも2010シーズンを上回ることができるだろうか。
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