J1札幌、ホームでJ3富山に意地のドロー MF長谷川竜也が同点弾…ルヴァン杯プレーオフラウンド第1戦
◆YBCルヴァン杯▽プレーオフラウンド第1戦 札幌1―1富山(5日・札幌ドーム) J1北海道コンサドーレ札幌はホームでJ3の富山に1―1で引き分けた。プレーオフラウンドはホーム&アウェー方式で行われ、第2戦は9日に富山県総合運動公園陸上競技場で行われる。 J1最下位に沈む札幌は、2日の東京V戦の先発から9人を入れ替えて臨んだ。対する富山はルヴァン杯でJ1神戸、J2清水、山形と格上を次々と退けて勝ち上がってきた。その勢いを示すかのように前半8分、富山FW碓井聖生が先制ゴールを決めた。 札幌はボールを圧倒的に支配するも富山の堅い守備を崩せず、時間が過ぎていった。それでも後半36分、ゴール左前でMF長谷川竜也が上げたアーリークロスがそのままゴールに吸い込まれ、同点に追いついた。その後も猛攻をかけたが、タイムアップとなった。 先発出場の長谷川は殊勲の一発を決め、「いいところに蹴れた」と胸を張った。ビハインドを背負う時間が長かった展開を「1―0で我慢していれば絶対にチャンスが来ると思っていた。自分たちが押し込む時間が長かったので、精度を上げれば点を取れるという感触はあったので焦ってはいなかった」と振り返った。 中3日で臨む第2戦へ「富山はカテゴリーは下だけど、強いチームを倒してきたので、苦しいゲームになると思う。でも自分たちの100%の力を出して勝ちをもぎ取りたい」と力強く語った。
報知新聞社