「去るべきだ」リバプールOBが苦戦が続くマンUは指揮官を解任すべきと主張「彼はアルテタではない」
ユナイテッド指揮官は解任すべき?
元イングランド代表で現役時代にはリバプールの選手としても活躍していたスタン・コリモア氏は、マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督をすぐに解任すべきだと主張していた。英メディア『CAUGHTOFFSIDE』が現地時間6日に報じている。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ イングランド・プレミアリーグ第3節、マンチェスター・ユナイテッド対リバプールの試合が現地時間1日に行われ、試合はリバプールが3-0で勝利している。記事では、「両チームのスタイルと構成には顕著な違いがあり、リバプールは必要なときにギアを緩め、ユナイテッドは再びまとまりのない個人の集まりのように見えた」と、両チームには明らかな差があったと指摘。 さらに、「ユナイテッドが夢の劇場の主役にテン・ハフ監督を据え続ける理由は理解できる。しかし、彼らは間違いなく、自分たちがまさに間違った決断をしたことにすでに気づいているはずだ」と、開幕から1勝2敗、さらには昨季からパフォーマンスの改善が見られないユナイテッドを厳しく評価していた。 そしてコリモア氏は、「ジム・ラトクリフ新オーナーとINEOSが来て、彼の留任に同意したのは間違いない。アーセナルがミケル・アルテタに与えた時間を見て、プロセスを信頼すれば、うまくいくと考えたのだろう」と述べた上で、「テン・ハフ監督はアルテタではない。アルテタの下でアーセナルがFAカップを1度しか勝ち取っていないことは知っているが、スペイン人指揮下で毎シーズン明らかに進歩しているし、さらに重要なのは、チームがアイデンティティを取り戻したことだ。アーセナルは技術的にエキサイティングで、テンポの速い、自由に流れるようなサッカーをする」と、アルテタ監督とテン・ハフ監督には明確な違いがあると言及。 また、「歴史的に見て、ユナイテッドは同じようなエキサイティングでアクション感満載のサッカーを展開してきた。だが、テン・ハフ監督の下ではそのアイデンティティを取り戻すことは到底できない。良く言っても消極的すぎるし、悪く言えば退屈だ。彼は去るべきだ」と、クラブは指揮官をすぐに解任すべきだと自論を展開していた。
フットボールチャンネル編集部