<センバツ・頑張れ広陵!>力強く、書でエール 鳥取東高書道部員、プラカード用に揮毫 /広島
3月18日に開幕する第95回記念選抜高校野球大会を前に、鳥取東高(鳥取市立川町5)の書道部員が、中国地区から出場する広陵(広島)、光(山口)、鳥取城北のプラカード用の文字を揮毫(きごう)した。プラカードは開会式の入場行進などで使用される。 例年、「書の甲子園」の愛称で知られる「国際高校生選抜書展」(毎日新聞社、毎日書道会主催)の団体の部で地区優勝した10校が揮毫を分担している。鳥取東は今年度の第31回展で10年ぶり2回目の中国地区優勝を果たしていた。 いずれも2年生の山本志歩さんが広陵、小谷真央さんが光、入江佑香さんが鳥取城北の校名を半紙に一文字ずつ力強く書いた。山本さんは「広陵は私たちと同じ(昨秋の)中国地区優勝校で親近感を感じる。全国でも頑張ってほしい」、小谷さんは「光は中国地区大会で優勝まであと一歩だった悔しさをバネに全国で頂点を目指してほしい」、入江さんは「鳥取城北の皆さんは力いっぱいプレーし、一つ一つの思い出を人生の糧にしてほしい」と担当校にエールを送った。【望月靖祥】