【ロッテ】佐々木朗希「真っすぐが良くなればもっと振ってもらえる」最速157キロを計測も課題を口に
◇プロ野球 オープン戦 ロッテ1-1ソフトバンク(10日、ZOZOマリンスタジアム) 【画像】「将来的にメジャーリーグでプレーしたい」1月に契約更改をした佐々木朗希投手 ロッテの佐々木朗希投手がソフトバンクとのオープン戦に先発登板。毎回得点圏にランナーを背負いましたが、要所を締めてホームは踏ませず、今季3度目の登板は3回無失点で終えました。 先頭打者の柳田悠岐選手の積極的な攻撃で、いきなり1アウト3塁のピンチ。それでも近藤健介選手をストレートで空振り三振。ウォーカー選手からフォークで三振を奪い、無失点で切り抜けます。 2回1アウト2、3塁の場面では、甲斐拓也選手にこの日最速の157キロのストレートで見逃し三振。「前よりも全体的にまとまってきたのはよかった。ストレートが右打者にはいいボールが決まっていた」と手応えも口にしました。 3回も2人のランナーを背負った右腕は、あと一本を許さず無失点投球。三振はストレートが2つ、フォークが3つで計5奪三振。2回以降はスライダーも交えました。 変化球は「前回よりよかった」と話しますが、「真っすぐありきだと思うので、真っすぐが良くなってきたらもっと振ってもらえる」と最大の武器である最速165キロのストレートを課題としました。 またこの試合の翌日となる、3月11日は震災から13年。当時9歳で地元の岩手・陸前高田市で被災を経験した佐々木投手は、「僕にできることは野球を頑張ることだけ。そこに集中して頑張りたい」と思いを口にしました。