Skateboarding Unveiled vol.8 ~写真文化とフォトセッション~
スケートボード写真の文化を未来へ継承したい
いつものパークで残すも良し、近くのお店や施設とコラボするも良し、期間限定のイベントに組み込むも良し。 今はそうやって過去に撮影した写真を額装して飾っていることを、嬉しそうに報告してくれる人もいる。自分の写真が多くの方の生活に溶け込んでいるのは、撮影者にとっても幸せだ。 さて、来年はフォトセッションでどれだけの土地に行くことができるだろうか。 上手い下手など関係なく、数多くのスケートボーダーと写真に残す喜びを共有し、この文化を未来へと継承していくことは、自分にとっても大切な仕事になると思っている。
■吉田佳央 / Yoshio Yoshida 1982年生まれ。静岡県焼津市出身。 高校生の頃に写真とスケートボードに出会い、双方に明け暮れる学生時代を過ごす。 大学卒業後は写真スタジオ勤務を経たのち、2010年より当時国内最大の専門誌TRANSWORLD SKATEboarding JAPAN編集部に入社。約7年間にわたり専属カメラマン・編集・ライターをこなし、最前線のシーンの目撃者となる。 2017年に独立後は日本スケートボード協会のオフィシャルカメラマンを務めている他、ハウツー本の監修や講座講師等も務める。 ファッションやライフスタイル、広告等幅広いフィールドで撮影をこなしながら、スケートボードの魅力を広げ続けている。
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