アルファード/ヴェルファイア(30系)の純正ディスプレイオーディオが11型大画面カーナビに交換できるって本当!?
アルパイン「ビッグX11」にアップグレード!
先代型のアルファード/ヴェルファイアは2019年12月のマイナーチェンジでディスプレイオーディオが標準化され、市販カーナビへの交換ができなくなってしまった。 【便利すぎ!】エアコンなどの純正機能もカーナビ画面でコントロール しかし、市販カーナビならではの高機能や拡張性の高さは大きな魅力。オーナーやこれから中古車で購入する人の中には残念に思っているという人がとても多いのだ。 そこでアルパインはこの不満を解消すべく、純正ディスプレイオーディオから交換が可能な専用カーナビを新開発。「ビッグX11アップグレード」を発売。現在、アルパイン公式直販サイトでは予約受付中で、1月下旬出荷予定だ。
このモデルは、同社の直営ショップであるアルパインスタイルが得たノウハウを基に、純正ディスプレイオーディオとビッグX11との丸ごとの交換装着を実現している。 とはいえ単純に後期型に対応したというだけでなく、“アップグレード”だけの市販カーナビ初の「車両機能コントロール」を搭載しているのもポイントのひとつ。 これは自動車メーカーの純正システムを多く手がける東海理化との共同開発により、カーナビからアルファード/ヴェルファイアの純正機能をコントロールできるというもの。 オートエアコンのコントロールでは純正操作パネル同様に設定が行え、アニメーションでも動作を表示。 大風量の冷房(MAX COOL)や最大風量の暖房(MAX HEAT)のボタンも新設。使い勝手を大幅に高めている。 また、スライドドア、バックドア、リアルーフなどの開閉操作も可能。画面表示で動作が確認できる上、アイコンにタッチするだけ(誤作動を防ぐため長押し)の簡単コントロールも実現している。
ちなみに取り外した純正ディスプレイオーディオは一部の車両設定において必要となる場合があり、この際には助手席の足元に設置した専用ケーブルのカプラーで接続が行える仕様。 もちろんビッグX11アップグレードを交換装着することによる純正機能の制限などは発生しない。