阪神・前川右京選手

■プロ野球　フェニックスリーグ　阪神8ー6DeNA　（18日　宮崎・ひむか） 阪神はDeNAとの乱打戦を制した。初回に井上のタイムリーで先制も先発・西純が5回を6安打3失点。2点を追う6回に井上のタイムリー、前川と野口が2者連続弾を放ち一挙、5点を挙げ逆転。2番手・椎葉が直後に同点3ランを浴びるも山田が決勝タイムリーをマークした。 後攻の阪神。先発・西純は今季は先発はなく4試合の登板に終わり、0勝1敗、防御率2.70だった。西純は1回、度会を二ゴロ、勝又を中飛、育成・蓮を見逃し三振と三者凡退に抑える立ち上がり。 スタメンは1番セカンド・髙寺、2番ショート・小幡、3番センター・小野寺、4番ライト・井上、5番レフト・前川、6番DH・野口、7番キャッチャー・榮枝、8番サード・戸井、9番ファースト・百﨑のオーダーを組んだ。 DeNAの先発・石田健に1回1死から小幡と小野寺の連打で一・二塁とすると井上がセンターへタイムリーを飛ばし1点を先制。 だが西純は直後の2回、先頭・石上に右中間にソロアーチを運ばれ、1ー1の同点に追いつかれる。 さらに西純は4回2死から武田にツーベース、小笠原と西巻に連続四球を与え2死満塁とすると18歳の育成・高見澤にセンターへ2点タイムリーを打ち返され、1ー3と勝ち越される。 西純は5回を79球、6安打、2四球、2奪三振の3失点（自責3）で降板。 打線は2回以降は3回2死から小野寺の単打のみで5回まで好機を作れない。 6回は2番手・椎葉が先頭・上甲に左安打も武田を二ゴロ併殺打、育成・小笠原に四球、西巻を中飛と無失点に抑える。 6回の攻撃で石田健から小幡と小野寺が連続四球で無死一・二塁とすると井上がレフトへタイムリーを放ち、2ー3とする。なお無死一・二塁から前川がライトスタンドへ3ランを叩き込み、5ー3と逆転。続く野口はレフトスタンドへソロアーチを描き、6ー3とリードを広げた。 だが椎葉は7回1死から度会に右安打、勝又に四球に自身の暴投もあり1死一・三塁からは蓮にレフトスタンドへ3ランを運ばれ、6ー6の同点に追いつかれる。なお代打・井上と育成・粟飯原にヒットを打たれ2死一・二塁とするが小笠原を捕邪飛に打ち取った。 椎葉は2回を36球、5安打、2四球、奪三振なしの3失点（自責3）で降板。 7回の攻撃で途中出場・井坪と福島の連打に福島の二盗で無死二・三塁の好機に。井上は空振り三振も途中出場・山田がセンターへ2点タイムリーを弾き返し、8ー6と勝ち越す。 8回は3番手・石黒が西巻、高見澤、度会を3人で抑え9回は4番手・浜地が勝又、蓮、井上を三者凡退で締めた。