キッシー逆ギレに立憲・泉代表はうろたえた?そして維新・馬場代表が喜んでいたのが面白かった
キッシー以上の迫力を見せろ
こうして国会は終わり、次のイベントは7月7日の都知事選、そして9月30日に任期が切れる自民党総裁選である。 先日「月刊正論」の連載で、加藤勝信元官房長官(7月号)、小林鷹之前経済安保相(8月号予定)と続けてインタビューしたのだが、加藤氏は菅義偉前首相が推すのではないか、また小林氏は「若手枠」で出るのではないか、との見方がある。 2人とも素晴らしい人材で、ぜひ首相になってもらいたいと思った。この2人に以前から名前の挙がる茂木敏充、高市早苗、河野太郎氏らが加わって政策論議を深めるのを楽しみにしていたのだが、18日の党首討論での岸田氏の「迫力」に接して考えがちょっと変わった。 彼らに岸田氏ほどの迫力はあるのか。党首討論でも「もう辞めろ」という声は挙がったし、党内でも岸田おろしは既定路線のようにも見えるが筆者にはまだ他の候補は頼りなく見える。もし岸田氏を「おろす」なら彼以上の迫力を見せなければいけない。でないと日本のリーダーは務まらないと思うのだ。
平井文夫