「私の哲学である守備を融合。J2残留へ全力で戦う」 鹿児島ユナイテッドFC 浅野哲也・新監督が語った 就任要請のタイミングは? 強化部長が明かした起用の理由
サッカーJ2の鹿児島ユナイテッドFC(鹿児島U)の監督に就任した浅野哲也氏(57)が29日、鹿児島市で会見を開いた。守備面の強化などを掲げ「J2残留へ向け選手、サポーターと一体となり全力で戦っていく」と決意を語った。 【写真】〈関連〉2015年3月、サポーターと一緒にガッツポーズで喜ぶ浅野哲也監督=県立サッカー・ラグビー場(対栃木ウーヴァ戦)
浅野監督は、25日の藤枝戦後に要請を受け、8年ぶりに鹿児島Uを率いることになった。「チームの攻撃的な部分に私の哲学になっている守備を融合させ、結果につなげたい」と抱負を述べた。 赤尾公強化部長は、試合序盤での失点の多さなど課題を解決するため起用したと説明。15~16年に選手として指導を受けたことがあり、「守備のコーチングにたけ、誰1人さぼらせることがない組織的なチームを構築してくれる」と話した。 鹿児島Uの第17節までの成績は、3勝5分け9敗の勝ち点14。降格圏の18位と低迷している。 茨城県出身の浅野監督は2015年シーズンに鹿児島U監督に就任。日本フットボールリーグ(JFL)で年間4位の成績を残し、チームを初のJ3に昇格させ、16年まで指揮した。
南日本新聞 | 鹿児島