パリ五輪日本代表への思いも高まる2024年…“テーブス&キング流”のプレッシャーとの向き合い方
沖縄で開催された『B.LEAGUE ALL-STAR WEEKEND 2024 IN OKINAWA』の期間中に、アディダスジャパンと契約しているテーブス海(アルバルク東京)とキング開(横浜ビー・コルセアーズ)のインタビューが実現した。 【動画】3P10本でゲームハイの30得点!キング開の“球宴”プレーハイライト映像 2人はBリーグが誇る若手選手選抜の一員として、オールスター2日目の『ASIA RISING STAR GAME』に出場。先発出場したテーブスが約19分の出場で7得点4アシスト3スティールを記録すると、ベンチスタートだったキングは3ポイント17本中10本を決め、レギュラーシーズンのキャリアハイを大幅に上回る30得点をマーク。お祭りムードの中、ファンを魅了するプレーで存在感を示した。 今回は1学年差の2人がお互いの印象、自身を支えるシューズやパリ2024オリンピックについて、どのような思いを抱いているのか、若きアディダスアスリートの言葉を伝える。 提供=アディダスジャパン
■「新天地」と「成長」を実感する日々
――まずは今シーズンここまでの戦いを振り返ってみて、どのような印象をお持ちですか。 テーブス 今シーズンからアルバルク東京に来て、チームとしてはすごく良い流れに乗れているとは思います。ところどころで落としてしまった試合もありますけど、全員が優勝を目指していますし、個人的にもチームとしても1試合1試合成長できているなとは感じます。アルバルクのバスケにも、うまくフィットできてきているんじゃないかなと思います。 キング 今シーズンは、去年の成績もあり、周りからの期待が大きいのも感じていますし、チームとしてもタイトル獲得を掲げている中、自分たちがやりたいようなバスケができずに終わってしまっている試合が多いのが悔しいですね。まだどこか噛みあっていないところはありますが、去年チャンピオンシップ(CS)を経験したメンバーも含めて、そこに行くには何が必要かというのも分かっているつもりです。それに向けて自分たちが信じてやっていければ勝ててくると思いますし、下を向かずに常にアグレッシブにやっていきたいと思っています。 ――ご自身のパフォーマスについてはいかがでしょうか。 キング プレータイムも増えてきていますが、アグレッシブにやるところは、昨シーズンよりも積極的にできていると思います。3ポイントなど、オフにスキルアップした部分は発揮できている気がします。その反面、まだまだできるなと思う部分もあるので、そこはコツコツとやっていきたいと思っています。 ――テーブス選手からキング選手はどのように見えていますか。 テーブス 直接の対戦はまだないですが、スタートの役割を任される試合も増えてきていますし、昨シーズンに比べて、チームから期待されているなというのは見ていてすごく感じますし、その役割を果たしながらも積極性を失っていないなと。試合の中の限られたチャンスでも、自分の持ち味や強みを存分に出せているイメージですね。 キング そう言ってもらえるのはうれしいです。 ――逆にキング選手から見たテーブス選手はいかがでしょうか。 キング 本当に素晴らしいと思います。チームも本当に強いですけど、タレントがそろっている中で、ポイントガードとしてチームをまとめて勝利に導いていますし、クラッチタイムでも勝負強さを見せて、試合を決定づけるシュートもたくさん決めていて、さすが先輩だなと(笑)。やっぱり、憧れですよ。 テーブス ありがとう、憧れてくれてるんや(笑)。