”名将”といえば…?いきなりリーグ優勝に導いた指揮官(6)プレーオフ制し“頂点”に
プロスポーツにおいて、チームの指揮を執る監督には大きな責任が伴う。昨季2度目の監督就任となった阪神・岡田彰布監督は、復帰初年度から18年ぶりのセ・リーグ制覇、38年ぶり日本一に導く手腕を発揮。今季から指揮を執る巨人・阿部慎之助新監督らにも注目が集まる。ここでは、就任1年目からリーグ優勝に導いた指揮官を紹介する。
伊東勤
出身:熊本県 投打:右投右打 身長/体重:181cm/84kg 生年月日:1962年8月29日 ドラフト:1981年ドラフト1位 渡辺久信と同じく西武で活躍し、さらには日本シリーズを制覇した点まで共通しているのが伊東勤だ。 伊東は熊本工業で甲子園出場を果たした後、所沢高校に転入。球団職員を経由して西武に入団した。 入団2年目から早くも頭角を現すと、3年目からレギュラーを獲得。強肩とリードを武器に長年にわたって一線級の働きを見せた。2003年に現役から退くと、翌年から西武の監督を務めることになる。 2004年、就任1年目の西武は中島裕之 (現:宏之)らといった新しい戦力が台頭。レギュラーシーズンこそ2位で終えたが、プレーオフを制してリーグ優勝。また、中日との日本シリーズも見事に制し、就任1年目で日本一の監督となった。 その後はロッテでの監督も長らく経験し、2017年限りで退任した。
ベースボールチャンネル編集部