日本維新の会所属の奈良県議が急行列車にはねられ死亡 近鉄大阪線の踏切で
警察によりますと、9日午後6時すぎ、奈良県大和高田市日之出町にある近鉄大阪線の踏切で、日本維新の会に所属する奈良県議・福田倫也さん(41)が、大阪上本町発伊勢中川行きの急行列車と接触したということです。 福田さんは、その場で死亡が確認されました。 列車の運転士が、踏切の中に人が入ってきたことに気付き、警笛を鳴らしましたが、間に合わなかったということです。警察が自殺と事故の両面で、当時の状況を詳しく調べています。 福田さんは橿原市議を経て、去年、奈良県議に当選していました。 なお、近鉄大阪線では上下線あわせて35本で運休や遅れが生じ、あわせておよそ1万人に影響が出たということです。
福田さんが亡くなったことを受けて、所属していた日本維新の会・奈良県総支部は「突然のことで大変驚いています。まだ41歳と若かったので、ご遺族のご心痛はいかばかりかと窮するに余りありません。心よりご冥福をお祈りいたします」などとコメントしています。