「コードギアス」新作劇場版『奪還のロゼ』第2幕、初のメインキャスト集結で「重要なバトンの受け渡し」新旧作品を繋ぐ
「コードギアス」シリーズ新作アニメーションとして全4部作にて劇場公開される『コードギアス 奪還のロゼ』について、2作目となる第2幕の上映が6月7日(金)よりスタートした。この度、公開直後にあたる6月8日(土)に本作キャスト登壇での公開記念舞台挨拶が開催された。 【画像】次回第3幕のキービジュアル&予告映像が公開!場面カットなど(全6枚) 舞台挨拶には、ロゼ役の天﨑滉平さん、アッシュ役の古川慎さん、サクヤ役の上田麗奈さん、大橋誉志光監督、谷口廣次朗プロデューサーが登壇。初めてメインキャスト3人が揃うこととなった場で、観客に届けることができたことへの心境や、アフレコ現場の裏話などが語られた。
第2幕公開に「「この調子で最終幕まで」意気込み
上映直後の熱気冷めやらぬシアター内に、天﨑さん、古川さん、上田さん、大橋監督、谷口プロデューサーが登場し舞台挨拶がスタート。昨日第2幕の公開を迎えた心境を聞かれた大橋監督は「もしお客さんが入らずにガランとしていたらどうしようとドキドキしていたので、席が埋まっていてうれしいです」と満席の会場を見渡しながら心情を吐露。さらに谷口プロデューサーからの提案で、「面白かったですか?」と問いかけると、客席からは万雷の拍手が送られた。 第1幕を10回以上観たという人や、公開初日の昨日と2日連続で観に来たという人もおり、熱心なファンの存在に登壇者一同が感激するシーンも。天﨑さんは「第1幕が上映されてから、みなさんから温かい言葉をたくさんいただいたので、それが続くといいなと思いながら反応をチェックしていたら、「第2幕も面白かった!」という声をたくさん見かけて、うれしい気持ちでいっぱいです」と満面の笑みを見せた。 また、そんな天﨑さんと一緒に第1幕を映画館に観に行ったという古川さんは、「反対隣に座っていた方が、すごくいいリアクションで楽しんでくださっていた」と、その様子を再現しながら振り返り「この調子で最終幕まで駆け抜けたい」とコメント。上田さんは、全4幕まであるエピソードの中で、一番思い返すのは今回の第2幕だと思い入れを語った。 それぞれが演じたキャラクターについて聞かれると、天﨑さんは「第1幕でロゼの秘密が明らかになったことで、それを踏まえた第2幕ではロゼの新しい面を見ていただけたんじゃないかな」と話し、ナイトメアフレームが“エンゲージ”するシーンについて、古川さんと熱く盛り上がった。古川さんは『コードギアス 反逆のルルーシュR2』でのスザクのとある行動を思い起こさせるシーンで、アッシュが本家をリスペクトしたセリフを口にしたことに対し、「胸が熱くなった」と振り返った。 これについて谷口プロデューサーも、「ファンのみなさんが思い入れを持ってくれているスザクやルルーシュを大切にしつつ、アッシュのことも立てるようにバランスを調整しました」と、そのこだわりについて解説。また、好きな女の子・ラズベリーちゃんに対する不器用さが印象的なアッシュについて、大橋監督が「店の前を何度も行ったり来たりして彼女がいるか様子を伺っていた」と裏設定を暴露すると、上田さんは「怖すぎる……(笑)」と苦笑い。客席からも笑いが巻き起こった。