【阪神】岡田彰布監督、土壇場9回に逆転した攻撃陣を称賛「そら大したもん」…一問一答
◆JERAセ・リーグ DeNA3―5阪神(24日・横浜) 阪神・岡田彰布監督が、2点を追う土壇場の9回に逆転劇を演じた攻撃陣を称賛した。力投した先発・伊藤将の負けを消し、2つの引き分けを挟んで7連勝。執念で首位をキープした。 以下、一問一答。 ―どこから振り返ったらいいか分からないような試合に。 「え? 変な試合やなあ。ほんまにもう…」 ―8回は桐敷をいかせた。 「いや、2点はな、2点っていうか、ほんとは1点やけど。なあ。2点じゃ分からへんからなあ」 ―ああいうところで糸原はいい働きをした。 「去年もあったやんか。先頭で糸原が出てからな、逆転したの。その前な、ランナーたまったら、前川やったけどな。あっこも一発ほしかったからな。2点差やったから」 ―つなぐ意識をみんなが持っていた。 「だからまあ、展開がもう分からんようになったからなあ。どうなるかやけど。最後まで何が起きるか分からんような展開やからな。ゲームが」 ―向こうは制球に苦しんだが、桐敷やゲラはよく投げた。 「下はだいぶ悪かったみたいやで。まあそれは、それが仕事やから、ちゃんと投げよるよ、あのへんは」 ―神宮でもあったが、ああいうところで打者がやることをやっている。 「やることっていうても、分かっていてもなかなかできるもんじゃないからな。先頭が塁に出るっていうても、簡単に筋書き通りにはなかなかいけへんもんやからな、ああいうふうに後ろにつないでつないでできるんやから、そら大したもんやと思うよ、それは」 ―雨で中断もあった。 「そうやん、だから、あそこで中断すると思わんかった、オレもな、あんなお前、イチゼロじゃ、お前しかしのお、向こう怒りよるやろ、と思たよ。あそこでなあ、パーンて強なったらあれやけど、このぐらいやったらやるかなあと思とったから、それはもう、伊藤も全然きらしてなかったからなあ」 ―それを見て中断を挟んでも続投。 「全然球数少なかったからなあ。まああの回ぐらいまでかなあと思てたけどなあ、まあだから、満塁にしても良かったけど、1点やからな、初戦も山本にタイムリー打たれとったからお前、聞きにいかしたら勝負するいうから、そらしゃあないよ。あとどうなってるとかそらもう結果論だから分からへんからそれは。まあまあ別にあいつに任してるわけやから、あいつらに、あいつが勝負するいうからそら勝負させんとそらしゃあない」 ―DeNAにダメージを与える黒星になったのは意味があること。 「いやまあ、こういう勝ち方なあ、そら序盤に2、3点取ってたらもっと楽な展開になってるんやで。おーん。2、3点とっとったら、あそこでもう終わってたかも分からんやんか(笑い)。1点じゃやっぱりなあ、そういうふうになるからなあ、もうちょっとなあ。まあそらあんまり、最後はうまいことつながったからなあ、そういういい感じで点とれたように見えてるけど、序盤は全然やで、もう、はっきり言うて」 ―大山は意地の。 「ええやん、意地でも一本出る方がええやん。出えへんのもおるんやから」 (歩きながら) ―ノイジーと輝の並びは相性なども踏まえ。 「まあ、ノイジーもあんまり良くはないんやけどなあ。結果的に変えて点入ったし、良かったやん。(ノイジーは)あんまり内容も良くはなかったけど、ああいうヒット向こうも一番嫌やしな」 ―連勝継続は。 「そんなのは眼中になかったよ、はっきり言うて」
報知新聞社