大谷翔平へのMLBと中継局の猛烈な参加勧誘は確実⁉ 球宴本塁打競争のルール変更発表
MLBは6月30日(日本時間7月1日)、オールスター前夜に開催されるホームランダービー(15日、テキサス州アーリントン)のルールを変更すると発表した。打つペースが速すぎると選手から懸念が出ているためだという。 【写真】フリーマンの妻「夢がかなったわ」長男と大谷翔平のツーショット 新ルールは3ラウンドで構成され、8選手で競われるのはこれまでと同じだが、第1ラウンドは全員で競い上位4人が準決勝ラウンドに進出。4位がタイで並んだ場合は最長飛距離で勝った選手が進出する。 準決勝ラウンドは1位と4位、2位と3位が対決。これで勝った2人が決勝ラウンドで対決する。 第1ラウンドと準決勝ラウンドは3分まで、または40球までどちらか先に到達すれば終了。タイムアウトが1度使える。さらに3アウト(本塁打以外がアウト)まで打てるボーナスがつき、ボーナス間に425フィート(約130メートル)の本塁打を打てば、4アウト目まで打てる。 決勝ラウンドは最長2分間または最多27球までとなる。 ホームランダービーは選手にとって負担が大きく、辞退する選手も多い。今年も、現在両リーグトップの31本塁打を放つヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が不参加を表明している。USAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール記者によると、MLBと中継局のESPNはドジャース大谷翔平投手(29)の参加を猛烈勧誘するのは確実だとし「オオタニの参加か否かで視聴率が雲泥の差になる」と指摘している。 ▽ヘンダーソン(オリオールズ)が本塁打競争への参加を一番乗りで表明した。「子どもの頃から見て育った。相当クールだと思っていたし、出場機会を得るのはかなり特別。だから、楽しみだよ」と話した。ここまでア・リーグ2位の26本塁打。守備の負担が大きい遊撃手で、今季MVPの有力候補に挙げられている。