コウノトリ通じて交流授業 鳴門と栃木の小学校【徳島】
JRT四国放送
野生のコウノトリを身近に観察できるという共通点を持つ、鳴門市と栃木県小山市の小学校が12月19日、オンラインで交流授業を行いました。 オンラインでの交流授業を行ったのは、ともに野生のコウノトリを身近に観察できる鳴門市の堀江北小学校と、栃木県小山市の下生井小学校の4年生です。 鳴門市大麻町で2018年に生まれたメスのコウノトリ「歌」が、小山市の渡良瀬遊水地でオスのコウノトリ「ひかる」と出会い、2羽のもとにヒナが誕生したことが縁で交流が生まれ、今回で3回目の交流授業となりました。 (下生井小学校の児童) 「次は、コウノトリのひかるについて紹介します。ひかるは東日本で初めて野外繁殖に成功しました」 下生井小学校の児童は、コウノトリのすむ渡良瀬遊水地について、堀江北小学校の児童はエサとなるカエルやトンボの生態についてそれぞれ発表しました。 (堀江北小学校の児童) 「頑張れてよかったです」 「知らないことがたくさんあったから、それを分かって嬉しかった」 「コウノトリの歌が(小山市に)伝わっていて、それを発表してくれたのが嬉しかった」 「ほかの県に(コウノトリが)飛んで行っているのを知って、ちょっと嬉しかった」 遠く離れた場所に暮らす子どもたちは、コウノトリを通じて互いの存在を知り、交流を深めていました。