「自分の顔面に自信が持てない…」前向きになれる方法は?
今回植松晃士さんにアドバイスしてもらうのは、ありがちな悩み。ぜひ人生の参考に! 教えてくれたのは……植松晃士さん ファッションプロデューサー 辛口だけど愛あるアドバイスは、ときにファッションの枠を超え、ハッピーな人生を摑むカギに! 自分の顔を好きになるために大切なのは「メイクの“基本のき”」
お悩み:自分の顔面に自信が持てません。どうしたら前向きになれる?
鏡を見るたび、自分のおブスなところを探してしまう自分が嫌。だんだん顔だけではなく自分自身にも自信が持てなくなってきました。どうしたら少しでも自分を愛してあげることができるようになりますか? ペンネーム:そるとさん(26歳・会社員)
植松さん そのために、VOCEがあるのに。ちゃんと元を取らなくちゃ! そもそもメイクって、自分に自信を持つためのもの。「美容クリニックへ」と思う人もいるかもしれないけど、そう簡単に解決できる問題ではなくて、一旦オペしたら元には戻せないし、どんどん病的にハマっていく人が多いのも事実。あとね、クリニックに行って成功する人って、自分の何をよくしたら、もっとキレイになれるかがわかっているなって思うの。つまり、自分の顔のいいところはどこかを探す顔面研究が大事であり、その顔面研究をしていくのがメイクなのよ。 常連M おブスなところではなく、いいところを探すのね! 植松さん そう、そしてね、メイク界のレジェンド・嶋田ちあき先生がおっしゃっていたけど、最初にアイラインやアイブロウなどを駆使して左右対称にしておくのが、メイクの“基本のき”なんですって。 常連M 左右対称にすること、あまり意識してなかったかも……。 植松さん ヴェルサイユ宮殿だって、誰もが美しいと感じるのは左右対称だからなのよ。だから、いわゆる“王道の美人”を目指すなら、たとえば、自分が好きな形のほうの目に合わせて、反対の目をアイラインを長くしたり、太くしたり、眉の描き方を変えてみたりして微調整を。そのうえで、なりたい顔のメイクをするといいんですって。 常連M 顔面研究をしないと、左右対称にするのは確かに難しそう。 植松さん そして、ぜひいろんなメイクをやってみて。もし、すでにいろいろ試しているというなら、大胆さが足りなかったのかもしれないから、印象が変わるぐらい大胆にね。そのうち「これだ!」と思える顔が見つかるかもしれないし、自分が気に入るかどうかとは別に、周りの反応が感じられるのも魅力。「あ、このメイクはポジティブに見られているわ~」とヒシヒシ伝わるから、その反応も自分に似合うかの判断材料になるし、自信が持てるメイクの参考になるはず。VOCEにはベースメイクからポイントメイクまでいろんなテクニックが満載でしょ。自分を好きになるためにメイクはあるんだから、活用し尽くしてね。
【植松マスターの格言】
メイクは自分に自信を与えてくれるもの。VOCEをぜひフル活用して 撮影/伊藤泰寛 ヘアメイク/松本晃幸 スタイリング/曽我部将人 イラスト/中根ゆたか 取材・文/楢崎裕美 Edited by 松本 薫
VOCE