中村倫也×土屋太鳳『Shrink』第3話に白石聖、細田佳央太、光石研ら出演決定
中村倫也と土屋太鳳が共演するNHK土曜ドラマ『Shrink―精神科医ヨワイ―』の第3話ゲストが発表され、あわせて新場面写真が公開された。 【写真】中村倫也がかわいいネクタイをしている『Shrink』第3話場面カット 本作は、『グランドジャンプ』にて連載中の同名漫画を実写化する“観るカウンセリング”ドラマ。「すべての人が壁を感じずに精神科にかかる日が来ますように……」。のんびり屋だけど優秀な精神科開業医・弱井幸之助と、一言多いけど思いやりに溢れた看護師・雨宮有里が、ひだまりのような笑顔で患者たちを癒やしていく。 主人公・弱井を中村、看護師・雨宮を土屋が演じる。『猫弁』シリーズを手掛ける小説家であり脚本家の大山淳子が脚色を担当し、『きのう何食べた?』(テレビ東京系)、『大豆田とわ子と三人の元夫』(カンテレ・フジテレビ系)の中江和仁が監督を務める。 第3話にゲスト出演するのは、白石聖、細田佳央太、ドリアン・ロロブリジーダ、中島ひろ子、光石研の5名。 第3話のテーマとなるのは、「パーソナリティ症」。新宿ゴールデン街のBARでアルバイトをしている小山内風花(白石聖)は、可憐な容姿の一方で、気性が激しく感情を上手くコントロールすることができない。裕福な家庭で育った彼女は、バイトの給料だけではおぼつかない生活費や遊興費を、父の正一(光石研)と母の昌子(中島ひろ子)からの仕送りでまかなっていた。風花のボーイフレンド・優(細田佳央太)は、風花に二股を掛けられながらも、彼女を優しく見守り続ける日々を送っていた。ある日、風花のリストカットの傷が日に日に増えていく事を心配した友人のセイコ(ドリアン・ロロブリジーダ)が、近所にある“ひだまりクリニック”を勧める。 弱井(中村倫也)のもとを訪ねた風花に、弱井は“パーソナリティ症”という病名を告げる。弱井のことを気に入り上機嫌で帰って行く風花だったが、研修先から戻った雨宮(土屋太鳳)は、風花の後ろ姿を見てなぜかがく然とする。 小山内風花を白石、風花のボーイフレンド・優を細田、風花の友人・セイコをロロブリジーダ、風花の母・昌子を中島、父・正一を光石がそれぞれ演じる。 コメント ●白石聖(第3話ゲスト/小山内風花役) 泣き芝居やシリアスなシーンも多かったのですが、ひだまりクリニックの名の通りとても温かい現場で、中村さんが「あまり無理をしないように」と優しく声をかけてくださったおかげで、安心して風花と向き合うことが出来ました。 あるシーンの撮影中に思わぬタイミングで涙が出てきてしまったり、感情のコントロールがうまくいかないこともありましたが、パーソナリティ症に苦しむ風花を演じるにあたってそれがヒントになったと思っています。 とても難しい役でしたが、“変わりたい"という彼女の想いとその成長に私自身とても勇気づけられました。 頑張っている人、疲れている人、何かに悩んでいる人。是非皆さんに観て頂きたい作品です。 ●細田佳央太(第3話ゲスト/温田優役) 僕が演じた優という人間は、白石さん演じる風花を支えていたつもりが、実はお互いに依存関係になっていて……という、自分でも気づかないうちに気持ちが不安定になっていく男の子です。 そうした意味では、風花さんとは別角度で心の病と向き合うことになっていく訳ですが、だからこそ届くものがあると信じています。 心に不安を抱えて生きる人が多いこの日本で、『Shrink』という作品に携わらせて頂いたこと、本当に嬉しく思いますし、多くの人に観ていただけたら幸いです。
リアルサウンド編集部