旅先でうまい酒に出会う 福岡市のホテルが飲み比べ宿泊プランを企画
日本酒の飲み比べを楽しみ、福岡市中心部のホテルに宿泊する至福の時間を――。福岡市中央区のホテル「クロスライフ博多天神」と「クロスライフ博多柳橋」は、飲み比べ体験チケット付きの宿泊プランを企画し、2025年3月末まで販売しています。 【画像】飲み比べ宿泊プランのイメージ
地域の魅力を発見&体験
オリックス・ホテルマネジメント(東京)が運営する「クロスライフ」は、ブランドコンセプトの一つに「Play with Local~地域と一緒に」を掲げています。宿泊者が地域の魅力に出会い、地域とふれあう機会をつくることを目指しているそうです。
飲み比べ体験プランは、両ホテルから徒歩圏内にある酒店「友添本店」で、九州各地の日本酒など3種類を選んで味わえます。約300種類の中から気になるお酒を自分で見つけたり、スタッフのおすすめを試したり、楽しみ方は人それぞれです。 両ホテルの広報を担当する矢野こころさんは「九州は焼酎のイメージが先行しがちですが、福岡県は酒蔵数が全国5位の酒どころ。福岡や九州の日本酒の魅力を知り、もっと好きになってほしい」と話します。増加する訪日観光客も楽しめそうなプランです。
お酒に囲まれ至福の時間
友添本店は「体験型のお酒選びができる店」を打ち出しており、気になるお酒をちょっと飲んで自分好みの1本を見つけられる場所です。店内にはお酒に囲まれたおしゃれなカウンターが設置されています。
宿泊プランでは、店のカウンターでスタッフに話を聞きながら飲み比べできます。日本酒のほかに、九州で造られたフルーツサワーや梅酒などを選ぶこともできます。 友添健二社長は「たくさんのお酒に囲まれながら気になるお酒を飲み比べして、少しでも心豊かな時間を過ごしてもらえれば幸い」と語ります。 プランの1泊料金(2名1室、サービス料・消費税込み、宿泊税別途)はクロスライフ博多天神が1万4600円から、クロスライフ博多柳橋が1万3000円から。友添本店が水曜定休のため、火曜と水曜の宿泊はプランを用意していません。予約は両ホテルの公式サイトで受け付けています。
読売新聞